旧国名の付く法人

• 法人調査2024（仮）＞旧国名の付く法人

目次

• 注釈
• 企業数
• 別紙（Excel）
• 法人・元号ランキング2024

注釈

• 今回は国税庁法人番号検索サイトより、データを引っ張り出してExcelに書き出した。重い。
• ぎなたになった場合もカウント（例：昭和銅山）
• 部分一致検索、登記記録の閉鎖等含める。
  • そのため、2015年から現在(2024/9/30)までに一瞬でも存在していた企業はカウント。
• 法人なので、自治体とかも入る。

律令国

次は律令国も見てみる。該当地域に由来するもののほか、該当律令国を屋号としているもの（越後屋とか）も含む。

人口・郷土愛との相関はあるのか？

最小は遠江の28件で、現在全域が日本の実行支配下に入っていない千島の38件をも下回る（ワースト2位の羽前も35件で千島以下）。

一応全て存在はするようだ。

赤字は律令国の所在地と一致していない都道府県で最多だったもの。
ほぼすべての律令国で、かつての律令国が所在していた都道府県で最多というケースが多い。
例外は3つで、いずれも東京が最多。
上野は東京にも上野（うえの）という地名があり、越中は褌の影響か。大和は日本国の雅称でもあるので全国的に多いのも仕方ない。

律令国＋屋

次に、越後屋などの「○○屋」も観ていこう。

こちらは該当なしもちょくちょくみられる。

最多は大和屋で、三河屋、伊勢屋、越後屋、近江屋と続く。

赤太字は所在地と一致するところだが、こっちはむしろ少なくなっている。

青太字は東京都が1位（元々東京が属した武蔵は赤にしたが）。こうみると東京率高い。

○州

次に、信州や武州などの「○州」も見てみよう。

よく使われるのは信州、紀州、泉州、奥州などくらい。

北海道の国の州はWikipediaには載っているものの実際の用例は無いに等しい。琉州に至ってはほぼうちの造語。

岩州・磐州は後になって気づいて追加。磐州は存在を確認。

意外に地域性はある

ふと思ったことがあるのでコラムにしてみた→コラム14　律令国と州

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