アルファベット2文字の法人名
~ランキングコーナー外伝~
概要
ある時、ふと思った。
「この世の中にあるアルファベット3文字、だいたい略称になってるんじゃね?」
と。
主にアルファベット社名を付ける法則
2002年以降、アルファベットを社名につけることが解禁されたが、主として以下の理由が考えられる(以下の事例はすべてフィクション)。
- 創業者・社長のイニシャル(例:Hikawa Sayo→HS(技研・商事etc...))
- 苗字を先にしたり名前を先にしたり、いろいろなパターンが考えられる。
- 共同経営者が複数人の場合は、それぞれのイニシャルを取ることも考えられる(例:Hikawa、Imai、Minato→HIM)。
- もともとの社名の略称(例:大東亜技研→DTG(Dai Toa Giken))。
- 英訳して略するパターン(例:大東亜技研→GEI(Great Eastasia Institute))もある。
- 社長が好きな英単語(例:Eclipse)、目標(例:Creative Innovation)。
- 日本語のローマ字表記(例:SAKURA)。
- なんとなく(例:QYV)
レギュレーション
- 法人番号検索で、アルファベットから始まる企業・団体を検索。
- ただ、アルファベット3文字を全て総当たりにするには17576通り(26の3乗)を試さなければならないので、とりあえず26×27=702通りを調べる。
- 1文字目にはアルファベット、2文字目はアルファベットに加え、ハイフン「-」を追加。
- 正式な企業名がアルファベットの企業のみが対象、カナ表記されている企業(例:エーエー運送)は除外した。
- 法人番号検索サイトの形式上、完全一致検索は不可のため、前方一致検索とした。
結果
詳細ページおよび付属ファイルも参照。
アルファベット2桁に関しては、現状全ての組み合わせに企業があることが判明した。おそらく、「この組み合わせは1つしかなく覚えられやすいだろう」ということも、名付けの理由になっているかもしれない。
最も少なかったXQは、2018年開業の企業(株式会社XQ、公式ページなし)があるのみ。2018年までは、埋まらなかった場所があったということになる(XZについては2015年以前より存在)。
また、VZの2件はいずれも2020年開業。ここが最後かな?
VZ・XZについては完全一致ではなかったため、「アルファベット2文字だけの企業」がすべて埋まっているわけではなかった。
また、少なくとも26件以下の組み合わせが散見されることから、「アルファベット3文字の企業が何かしらある」わけでもないことがわかる。
今後の予定
- 特異的に高い・低い場所に対する研究(付属ファイルでは反映済み)
- 株式会社・有限会社別研究
- QX等の企業の由来
関連項目
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