(沒有鐵路的城市於臺灣)
台北郊外とて空白地帯は広い
日本版は結構上位に上がってきているため、台湾版も作ってみた。
…勢いだけは立派であったが、Googleマップと台湾時刻表のみを頼りにしているため、
見落としている場所があるかもしれない。道路黄色で路線黄色とか、台鉄が路線図に反映されてないとか。
(以下、人口データは2021年(中華民国暦110年)3月時点のもの)
台湾全国ランキング | ||||||
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順位 | 市・県名 | 自治体名 | 人口(人) | 地図 | Wikiリンク | 備考 |
1 | 桃園市 | 平鎮区 | 228518 | |||
2 | 台中市 | 大里区 | 212768 | |||
3 | 桃園市 | 八德区 | 207374 | |||
4 | 台南市 | 安南区 | 194665 | |||
5 | 台中市 | 太平区 | 194363 | |||
6 | 新竹市 | 北区 | 152540 | |||
7 | 台南市 | 北区 | 130842 | |||
8 | 台南市 | 南区 | 124488 | |||
9 | 桃園市 | 龍潭区 | 124124 | |||
10 | 新北市 | 三峡区 | 116810 |
基隆市には、安楽区と信義区の2つが空白地帯となっている。
台北市には空白地帯が存在しない。
新北市(旧台北県)は山岳部を中心に空白地帯が多いが、10万人都市の三峡区が最も大きい空白地帯。板南線が手前の頂埔止まりとなっているが、将来的な延伸計画は存在する。
他、五股区(グークー区)は桃園機場捷運が区域をかすめ、その中間地点に新北産業園区駅が存在するが、五股区内には駅が存在しない。日本で例えるなら、西武池袋線と新座市の関係にかなり近い(もっとも、新座市にはJR新座駅・東武東上線志木駅が存在するが)。一応、区内へ捷運の延伸計画は存在する。
桃園市は鉄道が東西に貫く路線と空港線が存在。20万人都市の八徳区は空白地帯、同平鎮区は台鉄こそ通るものの駅が存在しない。平鎮区の場合かすめるどころか「通る」と呼んで差し支えないレベルではあるが、駅が存在しない。
新竹市は新竹北区が、台鉄が掠めるものの駅が存在しない。新竹県は、支線の内湾線もあるおかげか、5万人以上の都市に空白地帯は存在しない(最多が新埔鎮の32857人)。
苗栗県は、最大都市の頭份市に鉄道が存在しない。対岸の竹南鎮に鉄道が通り駅があるが、市域の少し西を縦貫線(山線)が経由し、市内には鉄道が通らないのである(※なお、高鉄の線路は経由する模様)。
宜蘭県は県を南北に宜蘭線・北廻線が経由するためか、5万人以上の空白地帯が存在しない(最多が員山郷の32269人)。
(注)
台北5市県トップ10 | ||||||
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順位 | 市・県名 | 自治体名 | 人口(人) | 地図 | Wikiリンク | 備考 |
1 | 桃園市 | 平鎮区 | 228518 | ●/▲ | 縦貫線が区内を経由 (※平鎮車站が2026年開業予定) |
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2 | 桃園市 | 八德区 | 207374 | ●/▲ | 桃園捷運緑線などが建設予定。 | |
3 | 新竹市 | 北区 | 152540 | ●/▲ | 新竹捷運緑線などが建設予定。 | |
4 | 桃園市 | 龍潭区 | 124124 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道延伸計画は存在しない。 | |
5 | 新北市 | 三峡区 | 116810 | ●/▲ | 新北捷運三鶯線が2023年頃開通予定。 | |
6 | 苗栗県 | 頭份市 | 103942 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道延伸計画は存在しない。 | |
7 | 新北市 | 五股区 | 88815 | ●/▲ | 台北捷運環状線が2031年頃開業予定。 | |
8 | 基隆市 | 安楽区 | 82254 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道延伸計画は存在しない。 | |
9 | 桃園市 | 観音区 | 68259 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道延伸計画は存在しない。 | |
10 | 基隆市 | 信義区 | 52861 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道延伸計画は存在しない。 |
続いて台中市、及び彰化・南投・雲林の3県。この記事を書いている段階では、台中市の西屯区(人口230738人)、南屯区(人口174736人)、北区(人口166643人)も無鉄道行政区である。しかし、この地域は2020年12月に開通する台中捷運緑線の沿線であるため、先んじてではあるが除外することにした。
彰化県・雲林県は両県とも台鉄が一本線に通るのみなので、説明しにくい。9万人クラスの鎮郷がランクインするのだが、ここまで来たらツッコむのも難しい。
南投県は、南部のはずれに集集線が走るのみであり、中心部の南投市らには鉄道が存在しない。
台中・中部3県トップ10 | ||||||
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順位 | 市・県名 | 自治体名 | 人口(人) | 地図 | Wikiリンク | 備考 |
1 | 台中市 | 大里区 | 212768 | ●/▲ | 台中糖廠中濁線が1959年廃止。 また、台中捷運大平霧線が計画段階。 |
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2 | 台中市 | 太平区 | 194363 | ●/▲ | ||
3 | 台中市 | 西区 | 115043 | ●/▲ | 台中捷運藍線が建設予定(計画中) | |
4 | 南投県 | 南投市 | 99284 | ●/▲ | 台中糖廠中濁線が1959年廃止。 同線の復活計画は存在。 |
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5 | 南投県 | 草屯鎮 | 97624 | ●/▲ | ||
6 | 台中市 | 大雅区 | 95701 | ●/▲ | 台中機場捷運が計画段階。 | |
7 | 彰化県 | 和美鎮 | 90282 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道計画は存在しない。 | |
8 | 彰化県 | 鹿港鎮 | 86716 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道計画は存在しない。 | |
9 | 南投県 | 埔里鎮 | 79607 | ●/▲ | 2020年現在、鉄道計画は存在しない。 | |
10 | 雲林県 | 虎尾鎮 | 70951 | ●/▲ | 台湾糖業公司北港線が1982年廃止。ほか、かつては同地に網のような路線網が存在した。 |
嘉義市は東西両区ともに駅が存在する。嘉義県は南北に縦貫線が、嘉義以東に阿里山森林鉄路が走るが西部の朴子・太保には鉄道が存在しない。
台南市には捷運がなく、このエリアの大半をここが占める。
高雄市は台北に次いで2番目に捷運が開業したため、主要地域をカバーしている。
屏東県もそこそこ。
台南3県トップ10 | ||||||
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順位 | 市・県名 | 自治体名 | 人口(人) | 地図 | Wikiリンク | 備考 |
1 | 台南市 | 安南区 | 194665 | 2020年現在、鉄道計画は存在しない。 | ||
2 | 台南市 | 北区 | 130842 | 2020年現在、鉄道計画は存在しない。 | ||
3 | 台南市 | 南区 | 124488 | 2020年現在、鉄道計画は存在しない。 | ||
4 | 高雄市 | 仁武区 | 90300 | |||
5 | 台南市 | 中西区 | 78200 | |||
6 | 高雄市 | 林園区 | 69598 | |||
7 | 台南市 | 帰仁区 | 68257 | |||
8 | 台南市 | 安平区 | 67143 | |||
9 | 台南市 | 佳里区 | 59016 | |||
10 | 屏東県 | 内埔郷 | 53441 |
台東地区は鉄道が南北に縦貫していることもあり、空白地帯は少ない。
(日本が充実しすぎなのかもしれないが、)台湾の場合まだ10万人都市でも鉄道が存在しない地域が少なからず存在する。新幹線(高鉄)が開通し、幹線だった台鉄が捷運(通勤列車)として生まれ変わる様は、さながら東海道新幹線開通及び、通勤五方向作戦を行った旧国鉄に似ているだろう。これからが勝負時(?)と言って差し支えなさそうだ。
台湾高鉄開通後の台鉄(台湾鉄路)捷運化や、捷運(LRTや地下鉄などの総称)の開通に伴い、鉄道のない行政区のランキングは目まぐるしく変動する。ご了承いただきたい。それにしても、日本の場合廃止が理由で登場するケースが多いのに対し、台湾の場合は開業で解消されるケースが見られる。日本でも21世紀入った時はつくば市と那覇市がツートップだったそうだが両方とも解消された。台湾については動向を今後も暖かく見守っていきたい。
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