百貨店のない市町村ランキング


そこそこ大きい都道府県でも1店舗のみというのは少なくない

※過去の分布図は百貨店勢力図(世界コンビニスーパー名鑑内)にあります。

ランキングコーナー第6弾。今回は「百貨店のない市町村ランキング」。2015年5月のさいか屋川崎店閉店で「百貨店のない100万都市」が誕生し、2020年1月の山形大沼閉店を以て「百貨店のない県」も登場するなど、逆風真っ只中の百貨店。モータリゼーションの進行で郊外のショッピングモールが増え、さらにバブル崩壊から続く平成不況で地方主要都市ですら人口が減り、購買力が低下し、価格競争が続く中で、「何でも高いし揃っていない」とも言われがちな百貨店は、私世代から見ても「お高い存在、普段着では行けなさそうな場所」とでも考えてしまいます。

若者の客層はそっぽすら向かない現状で、頼れるのは高齢者のみという現状が続いています。うまくショッピングモールやファッションビルへの転換が図れればいいのですが、そうでもなければ存続は難しいのかもしれませんな。レ☆ウンらの惨状を見る限り、保守的(というよりもはや守旧的)な空気が百貨店及びその周りには漂っているのかもしれませんな。何が悲しくてユ★クロやし●むらで3000円くらいの服をモゴモコモゴ゙…

ランキング上位には大都市近郊の中堅都市が並びます。これらの街は専ら東京志向が強く、中心地も栄えてはいるものの路線が東京から放射線状に伸びているために求心力は都市の規模の割にそこまで大きくはなく、高い買い物だとしても東京に出られれば良いという状況になっているのでしょう。(ちなみに東京都区部も合算しようと一度は考えましたが、郊外の区にはまともに存在しないため、やめておきました。)かつてはそごうが「グレーターそごう作戦」を展開しており、このエリアを得意にしていましたが、それが倒産し大量閉店した現在ではそれがさらに顕著になっております。

なお、今回の調査は日本百貨店協会加盟の百貨店に限定しております(1998年のものはこちら、2003年のものはこちら。データの漏れがある関係で併用しています。なおベースは1998年のものとし、漏れがある場合は備考欄にその旨を記載)。非加盟の百貨店が存在した場合は備考欄にその旨を記載しております。

順位は2020年10月現在のもの。30万人都市までを調査した関係で、ランキングはトップ13となっております。

市町村ランキング
順位 都道府県 市町村名 人口
(2020)
1998年時点の
百貨店数
備考
1 神奈川県 川崎市 1,539,590 1 (2003年ではさいか屋と西武の2店舗)
さいか屋が2015年5月閉店。
2 神奈川県 相模原市 722,983 1 伊勢丹相模原店が2019年9月閉店。
3 東京都 八王子市 576,608 1 八王子そごうが2012年1月閉店。
4 千葉県 市川市 497,967 0 市川京成百貨店(1998年の時点では未掲載)が2010年2月まで営業。
5 千葉県 松戸市 493,375 1 伊勢丹松戸店が2018年3月閉店。
6 愛知県 岡崎市 386,012 1 松坂屋岡崎店が2010年1月閉店。
2000年にイオンモール内にテナントとして出店した西武岡崎店も2020年8月撤退。
7 大阪府 吹田市 384,014 0 過去に百貨店が存在したことがない。
8 愛知県 豊橋市 372,256 1 (2003年は丸栄と西武の2店舗)
丸栄百貨店の系譜を汲むほの国百貨店が2020年3月閉店。
9 埼玉県 越谷市 346,422 0 過去に百貨店が存在したことがない。
10 滋賀県 大津市 342,640 1 大津西武が2020年8月閉店。
11 福島県 いわき市 337,456 1 大黒屋が2001年5月閉店。
12 北海道 旭川市 332,366 2 旭川丸井今井が2009年7月、旭川西武が2016年9月閉店。
13 愛知県 春日井市 306,846 0 春日井西武(1998年掲載なし)が2000年にLIVIN春日井に転換。
それも2019年2月に閉店。

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