UターンvsIターン

さて、Uターンという言葉を聞いたことあるだろうか。
主に地理学におけるUターンとは、地方から都市部に来た人間が、その地方へと逆戻りすることを言う。

まず、地方から都市部に来るルートを、物凄く簡略化するとこうなる。


(正確にはもう少し段階があるが、分かりにくくなるのでこうしよう)

その人達が地方に戻ると、こうなる。


もちろん、必ずしも自分の住んでいた所が地方小都市やそれ以下とも限らないのだが、大まかにはこんな感じだ。

次に、Iターンとは、こういう感じである。


東京等に住んでいた人達が、一年発起、もとい一念発起して山間部等へと移住する。
多くはギャップに苦しむことになるが、それもまた別の話。
そもそもI「ターン」じゃないじゃん、というツッコミも別の話。

次に、最近言われ始めたJターンはこんな感じだ。


自分の地元の近くには戻るものの、自分の地元の経済力やインフラが無に近い状態になったため、県庁所在地あたりで止まるパターンだ。
その逆も(Jというより「し」だが)あるのかもしれないが、あまり聞かない。

以上、ここまではよく聞く3パターンだが、それ以外にも実はあるのではないか?


まずはAターン。Aというにはいささか難しい形だが、まず都市部出身の人間が、一気に地方小都市へ移住する。
しかし夢破れ、別の大都市へと移る。
今度は、県庁所在地クラスの都市へ移る。その後、これまた別の県庁所在地クラスの都市へ移る。

これはありなのではないか。


次にBターン。
都市部から、まず地方小都市へ移住。その後、別の地方小都市へ。
子供が高校生くらいになったら、その県の県庁所在地クラスの町へ。
大人になったら、地方中心都市へ。最後は生まれ育った町で老後を過ごす。

割と理想な気がする。


次にCターン。都市部から、地方の県庁所在地へ。
慣れてきたら、自分の住んでいる町に近い地方中都市へ。

悪くないんじゃないかな。


極めつけはXターン。
もはやターンしてない。

でも、地方と都市とその間を行き来するマルチ拠点生活は、意外に行けそう。

うーん、ここまで考えて、これnoteでやるべき案件だなと思った。
てなわけで、noteで拡大版を上げてみる。

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