日本では一時期テキストサイトというものが流行った。例を挙げれば、ちゆ12歳や侍魂といったサイトがある。これらのサイトは多くがGeocities(米国版は2009年閉鎖、日本版も2019年3月閉鎖予定)をはじめとするレンタルサーバーを用いて作られた。
その後、mixiをはじめとするSNSの台頭によって衰退したものの、その文化は現在にまで受け継がれている。
以上が日本のテキストサイトに関する説明である。
しかし、ここで自分は考えた。
「日本以外の海外にも、まだ現役で更新するテキストサイトがあるのではないか?」
と。
以下の方法で探してみることにした。
Googleにはなんかしら入っているだろうと予測。
日本語で検索しても当然出てこないので、英語版で検索をかける。
とりあえず自分の知ってるゲーム「Simutrans」で、
「Simutrans filetype:html」
と…
Sourceforge,Tutorialを経て早速出てきたのがpak128のホームページ。
XHTML1.0を使っており、
webapplyzerを見ても、apacheのみしか反応しない。
これがテキストサイトと言えるだろう。
ただし、ここから下にはあまり見当たらなさそうだ。
現在geocities.comはYahoo small business用として使われているようだ。
とりあえず現存するものは少なさそうだ。まして、現在も更新しているウェブサイトはほとんどないだろう。
ここで思いついたのが墓暴き。といっても、実際に墓を荒らすわけではない。
Webarchive先輩の「有用なデータ」を見させていただくだけだ。
…なんてやってたら、とんでもないサイトを見つけてしまった。
http://www.oocities.org/というサイトである。
このサイトから、多くの(もしかしてすべての?)geocities.comのアーカイブが見れてしまうのだ。
スクショをしたい気持ちはあるが、是非とも自らの目で見てほしい。
なお、追ってSharosokuのほうでもこれで一本割く予定である。
「一応存在したが、日本以上にその文化は衰退してしまったと思われる。」
という結論で締めくくりたい。
では。