最低賃金予想(2020)

前回そこそこ好評だったことに伴い、今年もやることになりました。

目安上昇値は、Aランクで+31円、Bランクで+30円、Cランクで+29円、Dランクで+28円（普通に前年比+3円）と予想。
- だが、オリンピックやその他もろもろも絡んでくるので一概に言えない（国が経済対策と上げるよう促すのか、それとも中小企業が影響を理由に引き下がるか）。
- →コロナウイルスの影響もあって目安上昇はなし。据え置きの都道府県も11年ぶりに7都道府県で出た（）
以下のランク変動は、次の国勢調査で行われそう。
- ○関東で唯一のCランク止まりだった群馬がBランクに上がる。
  - 群馬県の平均年収（平均賃金のデータが見つからなかったが）は関東（山梨以外）の他県と比べても遜色なく、山梨含めて唯一のCランクというのは納得がいかないだろう。
- ○岐阜がBランクに昇格。
- △関西圏を改善するため、関西の兵庫・京都のどちらかがAランクに、また奈良がCランクに上がる。
- ○アジア間での経済成長、及び九州の低さを鑑み、福岡がBランクに上がる。
  - △それに加え、熊本・佐賀・大分のどれかがCランクに上がる可能性も否定できない。
  - 九州はもうちょっと頑張れ
◎大阪が1000円に到達。 →来年に持ち越し。
○前回上位層が目安額通りの増額だったので、今回は目安通りにしてみた。 →+2円の県と+3円の県に分かれた。
◎今年も最下位層はなかよく同額の増額かな？ →まあ引き上げはしたな。
東京と最下位との賃金差は金額ベースで2円、％ベースで0.2％改善し221円差、78.2％となった。これは％ベースで2010年、金額ベースで2017年の基準に相当する。
そういや、なぜか岡山県のみ予想が+1円だった。なぜだろうか。
こういう微妙な値上げって、最低賃金っで労働者を使っている企業に微妙に響きそう。

都道府県	2018	2019	2020（予想）	2020（結果）	備考
北海道	835	861	890	861	据え置き
青森	762	790	820	793
岩手	762	790	820	793
宮城	798	824	854	825
秋田	762	790	820	792
山形	763	790	820	793
福島	772	798	830	800
茨城	822	849	879	851
栃木	826	853	883	854
群馬	809	835	865	837
埼玉	898	926	957	928
千葉	895	923	954	925
東京	985	1013	1044	1013	据え置き
神奈川	983	1011	1042	1012
新潟	803	830	830	831
富山	821	848	878	849
石川	806	832	861	833
福井	803	829	858	830
山梨	810	837	868	838
長野	821	848	878	849
岐阜	825	851	881	852
静岡	858	885	915	885	据え置き
愛知	898	926	957	927
三重	846	873	904	874
滋賀	839	866	896	868
京都	882	909	939	909	据え置き
大阪	936	962	993	964
兵庫	871	899	929	900
奈良	811	837	867	838
和歌山	803	830	860	831
鳥取	762	790	820	792
島根	764	790	820	792
岡山	807	833	834	834
広島	844	871	901	871	据え置き
山口	802	829	859	829	据え置き
徳島	766	793	822	796
香川	792	818	847	820
愛媛	764	790	820	793
高知	762	790	820	792
福岡	814	841	872	842
佐賀	762	790	820	792
長崎	762	790	820	793
熊本	762	790	820	793
大分	762	790	820	792
宮崎	762	790	820	793
鹿児島	761	790	820	793
沖縄	762	790	820	792
加重平均	874	901	930？	902

最低賃金予想（2020）

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