信用金庫変遷図


どちらかというと東高西低の分布。

Chakuwikiの「平成大合併の悲劇」からもじって、「信金大合併の悲劇」にしようと思ったけど、やめた。

信用組合の合併も気分がのればやる予定。

目次

概要

おそらく、「太陽銀行と神戸銀行が合併して、その後三井と合併して、さくらに変わって~」と覚えている人は結構多いと思われる。
しかし、信金の合併を覚えている人はどれくらいいるのだろうか。てなわけで作成。
上述の通り、信金協会が合併の歴史をまとめてはいる。ただし、「年度別」と「五十音順」のみしか存在せず、「都道府県別」で「年度変遷」がわかるものがなかった。また、改称(例:三浦藤沢→かながわ)、と吸収合併(例:下田→伊豆)が同じような扱いになっており(改称/合併の区別がなく)、特に1つ同士のところはどちらか迷うところもあった(というか京都北都で気づいたが、複数羅列のところにも吸収合併しているものがあったのを発見)。
その部分も含めて改善の余地があると判断し作成。

なお、各種部分についてはWikipediaを参照しているが、同部分に出典がないところも多い。信金史や登記簿あたりを調達してくる必要があるか?

ただし、私が作成したものも吸収合併と新設合併(法人格がどこの系譜を引いているか否かを問わず)を同格とし、同じ合併として横に並べているので、所としてスクロールが必要なところがある部分に関してはご容赦いただきたい。後日、圧縮版も用意したいと思う。

なお、今回については合併に関する事実の羅列の部分のみを使用している。

また、「現在の信用金庫」の部分はWikipediaの一覧部分を使用した。

結果

奈良・鳥取・高知・熊本では平成以降に合併した信用金庫がない。なお、佐賀は長崎県から越境合併する形で1つ消滅している(西九州信金→九州ひぜん信金)。
最後の合併は以下の通り。

1989年の行数


ちなみに1989年の頃はこんな感じ。人口の割に行数が元々少ない埼玉だが、戦後に地域の信金が埼玉信用金庫に統合される再編が行われていたため。
沖縄は戦後日本本土とは違った歴史を辿っているのも影響したか。
宮城は支店経済色が強く、都市銀・地銀との競合が激しいことも挙げられる。

出典

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